二人の完母達成者の体験談を紹介します。
なにかしら理由が無ければ母乳で育てたい!
と思うのがママの心情ではないでしょうか。
完全母乳で育てられるんだからさぞ苦労はないんだろうな。
とおもいきや色々苦労は耐えません。
そんな二人の苦労した点について紹介します。
一般的ではあるけどやっぱり効果があった母乳対策
生後間も無くの母乳育児が一番大変な時期でした。赤ちゃんが吸うことで、乳首は切れてきて血が出ました。
赤ちゃんの口に入ってもよい馬油を乳首に塗ってもまた触れることでひび割れ、かさぶたができの繰り返しでした。繰り返し馬油を塗ることでなんとかやり越せました。
私は母乳の出があまりよくはありませんでしたが、生後間も無くはミルクを足すこと前提に赤ちゃんによく吸ってもらう、私自身の水分摂取をよく取ることを心がけました。1日2リットルを摂取することで母乳の出が良くなってきたように感じました。
たんぽぽ茶などの母乳を増やす飲み物をよく飲むと無事に増えてくれました。
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母乳が順調に作られ始めると今度は胸の張りがひどくなり、熱を持ってとても痛くなってきました。
赤ちゃんに吸ってもらうと張りは和らぐのですが、すぐに痛くなります。
アイスノンで熱を持っている場所を冷やしすぎない程度に当たると痛みが和らぎます。
そして搾乳することで溜まっていた母乳をすっきりだし、また作られるという過程が順調に作られていき困ることはなくなりました。
完母なりのつらい2つの苦悩
母や、義姉、仲の良い友達など自分の周りが母乳で育てていたことや、出産した病院も母乳育児をすすめていたので、自然と母乳育児をするようになりました。
幸い出産直後から母乳の出も良かったこともあります。母乳育児はミルクを用意する手間がありませんから、その点はとても楽でした。泣いたら、服をまくって乳を出せばいいのですから。
ただ、大変だったのは
・乳の詰まり
・自分が体調を崩したとき
です。
まず、乳の詰まり。これは人によるみたいですが、私のおっぱいは非常に詰まりやすく、詰まるともうカチカチになって、それはそれは痛い!!
詰まった乳腺が開通するように、一日に何回も自分でマッサージしたり
「なんとかこの痛みをとりたい!」
と毎日必死でした。
結局、子どもに飲んでもらうのが一番なんですが、寝ていたり、飲んでもらっても詰まりがとれないことも多かったです。
脂っこい食事をすると特に詰まるので、和食中心の食生活にし、大好きなスイーツもあまり食べられなかったのも辛かった。産後8ヶ月~1年ぐらいで母乳の分泌も落ち着いたのか詰まることも徐々に少なくなり、好きなものも食べられるようになりました。
次に、自分が体調を崩したとき。風邪や胃腸炎になったことがあったのですが、母乳をあげているので、薬が飲めない。
薬を飲んでる間だけミルクにしようと思ったのですが、日頃から母乳しかあげてなかったからか、ミルクは全然飲まなくなってしまっていました。
なので、病院の先生にもなるべく母乳に影響のない薬を処方してもらえるよう頼みましたが
「100%安全とは保証できない」
とか言われてしまい。(先生もトラブルを避けるため、そう言わなきゃいけないのかも知れませんが。)
結局薬を飲むのが躊躇われたり、薬飲んだのに授乳するとこに恐怖感を感じたり(それでも授乳したけど)したのが大変でした。